地方分権の行方と北陸の課題

国と自治体は「相互依存」の関係に進化する。「一国多制度」時代の到来を視野に入れながら、北陸は新しい日本のトップランナーをめざすべきだ。

「道州制」議論

全国を7〜10程度のブロックに分け、それぞれのブロック毎に政治行政主体を設置して、自立的・主体的な地方経営を行おうという考え方。「道」や「州」、「府」といった名称で呼ぶことが多いことから、「道州制」あ るいは「州府制」などと呼ばれている。1957(昭和32)年に、第4次地方制度調査会が取り上げたり、日本商工会議所などの経済団体が主張するなど、古くから議論が続いている。

(2002年11月)

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