1991年にオランダのマーストリヒトで合意し、93年に発効したEC統合に関する条約。通貨だけでなく、政治統合までを視野に入れた内容で、そのための具体的な日程表を明示した点が大きな特色となっている。この条約 で、通貨統合に向けて、1997年までに財政赤字をGDP比3%以内にすることが、各国の目標となった。
(2003年5月)