ある地域を訪れる人たち(来訪者=ビジター)に関わるすべての産業のことで、従来の観光産業よりも広範囲に捉えられることが多い。これは、従来の名所探訪型から、体験・休養・レジャー・癒し型へと観光行動が多様 化する中で、いわゆる「観光目的」ではない人も、地域を訪れ、自然や施設を利用することが多くなり、それに伴い、消費行動やサービス・商品が生まれていることによるもの。例えば、ある地域を訪れるビジネス客も「ビジター」と位置づけられる。
(2003年12月)