環境を人間が支え、環境から恩恵を受けていることに対する誇り(プライド)を持とう。そしてエコプライドを持った社会(環境倫理を誇れる社会)を目指そうという考え方のこと。
例えば、ひたすら安いもの・合理性・効率性を追い求めるのではなく、流域の生態的・経済的サイクルを考えて、その土地の材木を多少値段が高くともその土地の住民で買う、買い支え、消費を拡大して経済的に成り立たせる運動を展開するといったことに、誇りを持って取り組むことなどを意味する。
こうしたエコ・プライドを育むことで、自分の住む身近な環境のことをもっと具体的にイメージできるようになったり、自分のお金が、その環境を守ることに役立っていることに誇りがもてる、あるいは、消費することに誇りが持てる、感謝できるといった、地域的な広がりが生まれる。
(2004年10月)