2004(平成16)年7月に新潟県の中・下越地方を襲った集中豪雨によって、三条市の五十嵐川(信濃川の支流)が決壊するなど、大きな水害が発生した。五十嵐川決壊だけでも、7000棟以上の床上床下浸水を出し、死者九人の悲劇を生んだ。
水が引いた後の土砂との戦いなど、水害の影響は長期にわたった。また、生活だけでなくこの地域の経済・産業活動に与えた影響は大きく、さらに観光分野では風評被害が広がり、新潟県全域が大きなダメージを受けた。
(2005年5月)