高齢社会と防災対策

災害時に重要なコミュニティの力。地域とつながる「自助」を促しつつ、「災害経験」を共有する社会システムが必要だ

三宅村復興計画策定委員会

噴火災害からの早期復興を図ることを目的に、2002(平成14)年に村長の諮問機関として設置された委員会。林春男京大教授を委員長に、学識経験者、村の経済団体関係者、自治会、島嶼町村会、振興公社、当会汽船、JTBなどの委員23人で構成、11回開催され、「三宅村復興計画」を答申した。同計画では村の将来像を「人と自然にやさしい健康で豊かな村」の実現として、以下の3つの理念を挙げている

  1. 島民の生活再建を最優先した復興計画(生活再建)
  2. 火山など島の自然と島民の文化、伝統を生かし、世界に誇れる観光地としての島の振興を実現するきっかけとなる復興計画(地域振興)
  3. 噴火など災害に備え、災害に強い島づくりを目指した復興計画(防災しまづくり)

(2005年10月)

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