高齢社会と防災対策

災害時に重要なコミュニティの力。地域とつながる「自助」を促しつつ、「災害経験」を共有する社会システムが必要だ

重川 希志依(しげかわ きしえ)

写真:重川希志依

富士常葉大学環境防災学部教授

東京理科大学工学部建築学科卒。(財)都市防災研究所主任研究員、研究部長を経て、2000年より富士常葉大学環境防災学部助教授、2003年教授に就任。

専門は都市防災、災害弱者問題及び防災教育問題。災害に強い地域づくり、人づくりを中心に、社会の防災力を上げるための方法について、主として社会科学的な側面から取り組んでいる。阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などでは、災害対応の現場を中心としたフィールドワークを行っている。

中央防災会議、消防審議会、地震調査研究推進本部政策委員会の各委員、地域安全学会理事を務めている。著書に「新学校安全読本」、「学校防災読本」、共著に「安全・安心のまちづくり」などがある。

(2005年10月)

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