日本経済の進路と公共投資-変化する社会資本の意義-

社会や時代の変化とともに社会資本も変化する。全国一律から地域特性に応じた整備への転換や社会資本に対する新しい発想が必要だ。

浅子 和美(一橋大学経済研究所教授)

浅子 和美(あさこ かずみ)
写真:浅子 和美

一橋大学経済研究所教授

1951年埼玉県生まれ。東京大学経済学部卒業。

米国イェール大学大学院経済学研究科修了後、筑波大学講師、横浜国立大学助教授。

1988年より2年間、大蔵省・大臣官房調査企画課課長補佐、財政金融研究所主任研究官を務め、その後、横浜国立大学経済学部教授を経て、1995年より現職となる。マクロ経済学、日本経済の実証分析を専門とし、公共投資の短期・長期的な経済効果や景気対策としての公共投資などについて研究・分析を行う。

日本開発銀行設備投資研究所嘱託研究員、建設省道路局/ 財政経済協会「公共投資の経済効果」に関する研究チームの主査、日本経済研究センター「社会資本整備研究会」提言小委員会委員なども務める。主な著書に『マクロ経済学入門』(共著)、『日本経済と財政政策』(共編著)などがある。

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