地域指標

大河津分水路の整備効果

2007.4

北陸建設経済研究会

2.分析エリアの設定

2.1 調査対象地域の設定

大河津分水路がなかったと仮定した場合の想定浸水地域を大河津分水路の受益地域(調査対象地域)とした。具体的には、図2.1.1にある大河津分水路洗堰上流右岸が破堤した場合の浸水区域とした。

図2.1.1

出典:大河津分水洗堰パンフレット(信濃川工事事務所)2002.3

図2.1.1 浸水区域図(大河津分水路洗堰上流右岸が破堤した場合)

2.2 効果比較対象地域の設定

他地域と比較して整備効果の大きさを確認するため、放水路事業等が行われておらず、大河津分水路より上流にありその影響を受けない長岡地域を対象とし、発展の度合いを比較することとした。(表2.1.1参照)

表2.1.1 調査対象地域と比較対象地域の概要

地域種別 地域(市町村) 地域選定方法
調査対象地域 西蒲原地域(新潟市、味方村、潟東村、月潟村、中之口村、西川町、巻町、吉田町、岩室村、燕市、弥彦村、分水町) 大河津分水路がないと仮定した場合の、想定浸水地域
比較対象地域 長岡市周辺地域(長岡市、中之島町、与板町、三島町、越路町、小千谷市) 大河津分水路より上流にあり、その影響を受けない地域

ページの先頭に戻る

北陸の視座バックナンバー