国土構造の変化と地域づくり

情報革命で大きく転換する日本社会。地方圏は自らの選択と戦略によって新たな時代の地域づくりを推進すべきだ。

仁川(インチョン)国際空港

2001年に開港した韓国の国際空港。首都ソウル市まで1時間ほどの仁川市に立地。3,750mの滑走路2本が供用中で、大韓航空及びアシアナ航空の拠点空港として世界各地と結ばれている。アジアにおける広域航空路の要( = ハブ空港)の座を目指して建設された空港であり、その戦略の一環として積極的に日本、特に日本海側の地方空港と仁川を結ぶ航空便を就航させている。現在3本目の滑走路を建設中で最終的には4本を建設予定。

※ハブ空港(airline hub)とは、各地に放射状に伸びた航空路線網の中心に位置する「拠点空港」のこと。自転車の車輪などで中央の車軸(ハブ; = 空港)から多数のスポーク( = 航空路線)がひろがる様子を例えたもので、港湾でも同様に使用されている。

(2008年3月)

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