複数の組織がパートナーとして新規事業等を始める際に、それぞれが持つ資源(マンパワー、資金、物品、智恵等)を持ちより(=マッチング)、それを基盤(ファンド)としてスタートするという連携手法のこと。1990年代のアメリカにおいて、大学と企業がこの方式を用いて研究成果の事業化を進めることで、研究活動の活性化と知識経済化に成功した。これに習って、日本でも経済産業省が、大学の研究成果の事業化を目的に、大学と企業の共同研究を支援する助成金制度を設けている。
(2007年5月)