砂や水を多く含んだ地盤が、地震等の振動により液体状になる現象。これにより道路の舗装や構造物(下水道管や建物など)が埋もれたり、浮き上がったり、倒れたりする。昭和39(1964)年に発生した新潟地震の際に、新潟空港や信濃川沿いの市街地等で確認され日本でも知られるようになった。
これまでは下流域の砂丘地帯や三角州、埋め立て地などで発生する現象とされてきたが、中越地震の際に河川や池だったところや水田跡などでも発生し、新たな研究が進んでいる。
(2007年10月)