河川法で定められた日本の水系の区分で、一級水系は国土交通大臣が国土保全上または国民経済上特に重要として指定した水系を指す。一級水系は国(国土交通省)が管理する。全国で109の水系が指定され、属する一級河川の数は1万3989。これは二級水系(2723)に属する二級河川の総数(7084)より多い。これは大きな川では支流が多くなるが、行政管轄を分けずに治水と利水を一貫して管理するという考え方によるもの。
(2007年10月)