カルデラとは火山活動によって生まれた大きなくぼ地のこと(スペイン語で「鍋」の意味)。富山県の立山にあるカルデラは急峻で、しかも安政5(1858)年の飛越地震で崩壊した山の土砂が堆積していることから、今も土砂崩れが続いている。かつては立山カルデラから常願寺川に大量の土砂が流れ込み、下流域にしばしば水害を発生させた。
(2007年10月)