国土学からみた北陸の地域づくり(上)

脆弱な国土と厳しい自然条件。北陸も日本もたゆまぬ働きかけで安全と競争力を確保していく必要がある

立山カルデラ

カルデラとは火山活動によって生まれた大きなくぼ地のこと(スペイン語で「鍋」の意味)。富山県の立山にあるカルデラは急峻で、しかも安政5(1858)年の飛越地震で崩壊した山の土砂が堆積していることから、今も土砂崩れが続いている。かつては立山カルデラから常願寺川に大量の土砂が流れ込み、下流域にしばしば水害を発生させた。

(2007年10月)

ページの先頭に戻る

北陸の視座バックナンバー