国土の将来像を示す総合的な計画。これまでは国土総合開発法に基づいて「全国総合開発計画(全総)」が定められ、様々な施策や社会資本整備が展開されてきた。人口減少などの社会・時代変化に対応するために、平成17(2005)年に法律が改正され、全総計画に代わり新たに国土形成計画が策定されることになった。この国土形成計画は、日本全体について定める全国計画と、ブロック単位の地方ごとに定める広域地方計画から構成される。全国各地の地方ブロックごとに独自の戦略や地域像を描くことが期待されている。
(2007年10月)