経済学でいう市場の競争形態の一つ。買い手または売り手が1企業であり、市場への参入障壁がある場合をいい、完全競争市場の対極に位置する。その企業が財・サービスの供給量を変化させると市場全体におけるその財・サービスの供給量も変化するため、価格も変化してしまう。これを利用すると、企業が意図的に高い価格で財・サービスの提供を行い、利潤(生産者余剰)を得ることも可能となる。
(2008年5月)